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another morning

生きるように、綴ること。綴るように、生きること。

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リズム

本当はいつだって
こんな朝に暮らしてたいのだ
さらりとした空気に
肌をさらし
まだ軽い日差しの中を歩き
けれど
時は
ともすれば暗く
孤独な夜を要求する
その場合
朝日は解放の合図だ
くたびれて眠る

本当はいつだって
こんな朝に
暮らすべきなんだ

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帰路

いつもの駅から帰り道
暗くて寂しくて怖い
くらくてさみしくてこわい
くらくて さみしくて こわい

喉のえずきを押さえ
肩を縮めて
歩幅だけが大きくなる

足音がついてくる!

重い扉のドアを閉め
荷物を置いて鍵かけて
わたしは少し安心する

ここは明るい
明るくて寂しくて寒い
あかるくてさみしくてさむい
あかるくて さみしくて
さみしくて

さみしくて

さみしい

さむい

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未来への2枚舌ラヴソング

嘘っぱちを並べた
傷つきやすい君のため、
なんて
あいつらはごまかした

嘘っぱちを並べた
悪いのは僕じゃない
だよね?
金ぴかボタンの男たち

責められるのは
いつも
顔のないひと

よりわかりやすく言うと
テレビに映った
二重あごの政治家

だけど
彼らに
体格以上の罪はあるのか?



嘘っぱちを並べた
灰色の紙細かい文字で
きっと
信じるほうが悪いんだよね

嘘っぱちを並べた
自分には力がないんだって
嘘だ!
真実を見ようとしないだけ

顔のない人を
いつも
責めていたけど

しっかり見ればわかるはず
「社会」なんて
虚構なんだと

それは
僕と
未来の僕の集合体だと



 ――変えよう!



複雑な現実
絡まりあった糸
目を凝らして

糸口が見える


 「ちっぽけでも
   無力じゃない」



嘘っぱちを並べた
並べたら「世の中」になった

そうか

僕と僕自身にできることから

逃げていたんだ


****************

コミュニティで投稿したものの再掲。久しぶりに伝わる事を目指して書きました。
世の中がまだ渾然一体として、政治家や公権力が何となく良くないもののように見えていた頃が自分にもありましたが。中学生や高校生ならそれでもいいのかなあ。
この苛立ちはどこから来るんでしょうね。

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世界がわたしにくれたもの

地球の裏側の歌にある
"Vida me ha dado tanto"
返せるものが何もない
無邪気よそおい無様な笑顔
嬉しいの 喜んでるの
今は だから許して

視覚 聴覚 ことば あゆみ
犠牲と期待が降り積もる
返せるものが何もない
明るいうたをうたってあげる
支払うためにまた背負う
きっとそう 終わりまで

"Vida me ha dado tanto"
世界はわたしにたくさんのものをくれた


参考:Gracias a la vida(Violeta Parra)

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ふと思ったこと

大学に入るためにがむしゃらだったように
日々考え 工夫し 努力したように
今は しあわせに生きるために
いっしょうけんめいになれば良い

なにも 難しくないよ

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プロフィール

HN:
かるら
自己紹介:
秋山生糸/かるら。1985年生まれ。女性。ブログを通じていろいろな方々と交流していきたいと思っていますので、コメントなどぜひお気軽に残していってください。
2013年12月より短歌1日10首目指して更新中です。

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