another morning
生きるように、綴ること。綴るように、生きること。
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ディスカバリー
見たな 見たな 見たな 見たな
誰の声も届かぬ森に
人の目の及ばぬ湖底に
しんしんと降る
雪のような 泥のような
僕の悲しみ
見たな 見たな 見たな見たな見たな
いつか水晶になるはずだった
真っ白な雪はシロップで染められ
ダイヤモンドになるはずだった
泥はパックに使われた
君は笑い飛ばした
ふいに見つけた
僕のそれ
僕の悲しみを
なぜだ なぜだ なぜだ なぜだ
後生大事に抱いていた
過去の幻影 傷と痛み
誰からも隠してた
森の奥 水の底
降り積もるばかりの感情に
君は土足で踏み込んだ
笑顔を浮かべて
出て行け 出て行け
だけれど
踏み込んだ雪は食べられた
黒く柔らかな土が見えた
湖底のヘドロは汲み上げられて
新しい水が湧き出した
怒りのあとに
虚脱がきた
へんな気力がわいた
なんだ
お礼を言ってもいいかもしれない
そのときはじめて
僕は思った
見つけてくれて
ありがとう
誰の声も届かぬ森に
人の目の及ばぬ湖底に
しんしんと降る
雪のような 泥のような
僕の悲しみ
見たな 見たな 見たな見たな見たな
いつか水晶になるはずだった
真っ白な雪はシロップで染められ
ダイヤモンドになるはずだった
泥はパックに使われた
君は笑い飛ばした
ふいに見つけた
僕のそれ
僕の悲しみを
なぜだ なぜだ なぜだ なぜだ
後生大事に抱いていた
過去の幻影 傷と痛み
誰からも隠してた
森の奥 水の底
降り積もるばかりの感情に
君は土足で踏み込んだ
笑顔を浮かべて
出て行け 出て行け
だけれど
踏み込んだ雪は食べられた
黒く柔らかな土が見えた
湖底のヘドロは汲み上げられて
新しい水が湧き出した
怒りのあとに
虚脱がきた
へんな気力がわいた
なんだ
お礼を言ってもいいかもしれない
そのときはじめて
僕は思った
見つけてくれて
ありがとう
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プロフィール
HN:
かるら
自己紹介:
秋山生糸/かるら。1985年生まれ。女性。ブログを通じていろいろな方々と交流していきたいと思っていますので、コメントなどぜひお気軽に残していってください。
2013年12月より短歌1日10首目指して更新中です。
<RSSについて>
お気に入りの詩や短歌のブログをRSSにまとめています。登録してほしい、あるいは剥がしてほしいなどのご要望がありましたらコメントまたは拍手よりご連絡ください。速やかに対応いたします。
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